スタジオを作りたいと思ったきっかけ

 

スタジオを作ろうと思ったのにはいくつか理由があるが、大きく分けると二つある。

 

一つ目は、自分で最近回しだしたDTMとギターレッスンのコマ数、夜帯のレコーディング案件が増えてきたこと。

今までは自宅の一室を改造して使用していたが、どうしても自宅感が否めないし、小さな家族も居るのでこちらも生徒さんも気を使ってしまう。

 

なので出張コマや家族が誰もいない時間帯にコマを設けたりと色々工夫しているが、どうしてもそれが無理な場合もあるし、例えば割と大きな音を出す時などはさすがに気を遣う。

 

近隣のスタジオ使用も考えるが、なかなかどうしてニーズとマッチングしない。

当初は自宅の裏庭にスタジオを、と考えたが、どうせならだれもが使えるようなスタジオを作って講師を増やして事業自体を拡大しようと思ったこと。

 

 

二つ目は、南信地域のスタジオ事情。

 

長野市に住んでいた時はちゃんと独立したスタジオがいくつかあって、機材類も滞りなくメンテナンスされていて、24時間いつでも練習可能のスタジオもあった。

地方都市とはいえ、それなりに人口がいるのに比例してスタジオ利用者の数も増えるからこそ成り立つものだと思う。

 

南信地域には、インフラが整った独立型の音楽スタジオは今のところ圧倒的に数が少ない。

あったとしても営業時間もあまり融通が利かないことや、機材の運搬にかなり労力のいるような立地だったり、数が少ない分ライバルも多かったりする。

 

平日の夜はバンドマンは主に近隣のライブハウスのステージで練習する場合は多いが、週末の土日やライブが入る日はスタジオ出来なくなる。

ステージの練習のリハスタの練習も毛色が全く違うし、作りたいと思っているスタジオではちゃんとレコーディングのインフラも整えたいと思っているので、その辺もニーズはあると思っている。

帰郷して色んなバンドマンと話すと、割とスタジオ難民が多い話も聞くし、やっぱり深夜帯に入りたいバンドもいるだろう。

 

高校生でも入りやすいように駅の近くに作りたい。

公共事業のナレーションrecやイベントリハーサル、レッスンなども行えるような守備範囲の広いスタジオを作れば、勝算はありそうだと踏んだ。

そういうモデルケース自体が稀有なので、融資の件含め一筋縄ではいかなそうだが、ゆくゆくは都市圏や国外からも合宿に来られるようなシステムを構築したいと思っている。

 

長野県は立地的にも申し分ない。

適度に田舎なので、都市圏のバンドマンたちの良い息抜きにもなるだろう。

農家民泊で一緒に野菜を取って調理して食らってもいい。

 

僕自体、バンドずっとやってきた人間なので、何をしたら喜んでもらえるか、どうしたら有益な合宿になるのか、一緒に考えても素敵だ。

ツアーや県外のライブの時は、バンドマンやライブハウスの方が一宿一飯を提供してくれた。

ああいう経験は、かけがえのない財産だ。

それを僕も日本の真ん中でやりたい。

 

一般的に見たら、まだまだバンド文化やスタジオ文化はネガティブなイメージを持たれやすいのかもしれないが、そういうのもぶっ壊したい。

ライトで誰でも入れるような明るいイメージにしたい。

 

なんでこんな田舎にこんな最高なスタジオあるの?

って言われるようになりたい。

 

このプロジェクトに可能性を感じまくっている。

なんとしてでも作り上げたい。

それがきっと、未来の音楽文化や地方の在り方の礎を築き上げていってくれると思っている。

 

 

 

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