諏訪の「参城」のつけ麺がマジでやばたにえん

 

先日所用で岡谷を訪れた折、友人に激プッシュされたつけ麺屋さん、

「つけ麺 参城」

を来訪。

 

 

 

以前住んでいた長野市では大好きなつけ麺屋さんが幾つかあったが、帰省してからというものなかなかそれを超えるつけ麺に巡り逢えずにいた。

そんな中、颯爽とナンバーワンの称号を得たのが、この「つけ麺 参城」のつけ麺であった。

マジあげみざわ。

 

 

「つけ麺 参城」

 

店は諏訪湖の北北東の辺にある。

下諏訪駅が最寄りで、諏訪大社秋宮から国道20号をちょっと南下した場所だった。

 

来訪したのは平日の昼時であったが、若いカップルや家族連れなどで混雑していて、その人気ぶりを肌で感じつつ待合で待つ。

 

 

 

店舗はこじんまりとした家屋であり、その様相からするにもともとは別のテナントであったであろうことが伺えた。

テーブル席が3~4つ、カウンターは6席ほどの飾りすぎない店内。

 

 

個人的な趣向で「お洒落すぎる店」よりも、こうした庶民的なお店はすこぶる安心する。

入店後に食券を購入するタイプのお店で、券売機には季節メニューなども鎮座していた。

 

 

小生やはり定番の鰹節の効いた「つけ麺」をオーダー。

同席した妻は季節メニューの「エビつけ麺」を頼んだ。

でかした。

 

 

 

 

お勧めのラーメンをよく教えてくれる知人から、

「めちゃくちゃうまい、つけ麺屋さんがある」

と聞いた瞬間から、僕のお腹は毎日つけ麺をぶち込む刹那を心待ちにしていた。

 

 

何を隠そう小生つけ麺が大好きで、特に節のガツンと効いたドロドロ濃厚スープに本当に目が無い。

正直、毎日つけ麺でもいい。

 

なんなら、つけ麺のスープを張ったお風呂に浸かりたい。

その中に鷲掴みした極太麺を潜らせて永遠に貪り食いたい。

 

寝るときには節粉を布団にまんべんなく敷き詰め、

「わーい!モッフモフやーー!」

などと言いながら左右にゴロンゴロンしたい。

 

 

先人のつけ麺職人はなんと罪深い所業をこの世に憚らせてしまったのだろうか。

 

 

 

 

そういえば昔、つけ麺を謳い文句にした芸人がいたことを思い出した。

 

「ラーメン、つけめん、僕つけめーん!!」

 

だったかな、なんでつけ麺二回言ってるんだろう、あの人もつけ麺好きなのかな、二回言ってるしな、、、。

 

 

 

暫く行先の無い妄想をしていると、カウンター席に通され水が目の前に出された。

 

待つこと数分、やっと念願のつけ麺に辿り着く。

 

 

 

見るからにドロドロであろう節の効いたスープ。

濃厚な味わいをそっと優しく中和する長ネギ。

一国の主のような堂々たる御姿で横たわる海苔。

スープの中には自家製のチャーシューとメンマが穏やかに揺れている。

濃厚な魚介の出汁の香りが鼻先をくすぐる。

 

 

小生の直感が魂の深奥で囁いている。

「おい、影山。コイツは事件の匂いがする」

と。

 

 

麺は極太の全粒粉麺のようだ。

荒々しくも艶やかな光沢がなお一層食欲をそそる。

なんてワガママボディなんだ。

よし、お前に決めた。

 

 

壁に貼られた紙に

「スープ割出来ます」

と書かれていた。

 

よーし、あい分かった。

お前が望む通り、スープの最後の一滴まで枯渇させてやろう。ぬはははは。

 

 

 

欲張りボディの麺をこれでもかと箸で手繰り、濃厚スープの中にぶち込む。

この瞬間がたまらない。

 

この時点ですでに2リットルくらい涎を失っている。

 

 

 

アニメのごとく口を顔の半分くらいまで大きく開け、思い切り麺を搔き込んだ。

 

 

 

 

 

「マスター、こいつは歴史的犯罪だ。現行犯逮捕する」

 

 

小生の脳内つけ麺ポリスがけたたましいサイレンを明滅させている。

非常事態警報発令だ。

 

「エマージェンシー!!エマージェンシー!!
つけ麺ブリッジ、封鎖できません!!!」

 

つけ麺ポリスの青島が慌てふためいた様子で叫んでいる。

 

ドーパミン輸送体は無事特殊検問網を突破。

まさにパーフェクトクライム。

&ヒルクライム。

今年の春はどこに行こうか?

 

 

 

 

すでに悦に浸りすぎて軽くオーバードーズ状態だが、試しに妻の注文したエビつけ麺のスープも少し拝借。

 

 

 

 

「おいおい、マスター。やりすぎにもほどがある。
判決を言い渡す。終身刑。」

 

 

脳内裁判所で裁判官がガベルを打ち鳴らした。

泣き崩れる小っちゃい小生。

 

傍聴人は全員総立ちでスタンディングオベーションしている。

「おめでとう!!」

 

長い戦いがやっと終わった。

世を揺るがした「つけ麺裁判」もこれにて決着である。

 

 

 

 

生まれたての小鹿のようにフルフルと震えながら完食し、どちらのスープ割もしっかり堪能。

 

 

御馳走様でした、と席を立った瞬間、想像もしなかった想いが胸を去来した。

 

 

「帰りたくない」

 

 

つけ麺を食べて「帰りたくない」と思ったのは生まれて初めてである。

大げさと思う輩もいるだろう。

だが事実である。

 

 

つけ麺は、その仕様的にも飽きが来やすいフードに分類される。

一口二口目は旨いけど、最後になるにつれて飽きてくるようなフローだ。

 

食べ終わるころには、

「しばらくつけ麺はいいかな?」

なんて思うことだってある、いや好きなんだけど。

 

 

 

参城のつけ麺は、それが全く無い。

むしろ延々食ってたい。

映画セブンの大罪の一つである「大食」の犠牲者のように、ずっとどんぶりに顔を埋めていたい。

 

 

 

 

 

つけ麺参城。

まじやばたにえん。

 

 

 


『つけ麺 参城』

 

場所
〒393-0031 長野県諏訪郡下諏訪町東豊6085−1

 

営業時間

[水〜土曜日] 昼の部 11:30〜14:00 夜の部 18:30〜20:30
[日・月曜日] 11:30〜15:00
※材料切れまで

火曜日・第1、3水曜日 定休日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

 

つけめん参城、長野県 諏訪郡 - 「いいね!」646件 - 定休日:日・水曜日…

最新情報をチェックしよう!