新規のクライアントさんに会いに行った。
木曽地域のよさこいのチームさんの演舞曲を制作することになった。
木曽に行くには、権兵衛トンネルという長いトンネルを潜っていく。
訪れた日はあまり天気が良くなかったが、逆に雲の中を走っているような荘厳な景色だった。
古い町並みも多く、とてもノスタルジーだ。
木曽は山間に縦断する地域で、四方八方に山が近い。
空気は澄み、木々の香りが立ち込めている。
最高だ。
帰りにお土産を頂いた。
その地方で作られている『御岳百草丸』という薬。
おみやげに薬をもらうことなんて今までなかった。
なんか、すごくうれしかった。
オフラインで仕事を増やすようになって、クライアントさんと顔を合わせて話す機会が本当に増えた。
前職を辞めてからというもの、ほぼ毎日のように誰かと打ち合わせをしてる。
顔色が分かるし、気分も見て取れるからこそ、創作にもフィードバックすることが多い。
仕事の大小は関係なく、いつも全力で、相手に気を配って、値段以上の喜びを提供できればいいな、と、いつも思う。
ネットで仕事するときとはまた違った、とても人間らしいアナログな喜び。
寄り添える仕事をするって、すごく大事だなって、最近本当に想う。