久しぶりにパチンコ屋に行ってみた話

 

先日、用足しで隣町まで出かけたときの話。

 

ホームセンターで買い物を済ませて次の目的地まで車を走らせようとすると、隣のパチンコ屋の駐車場の端っこに猫を二人、肉眼で確認。

即座にパチンコ店に向かってハンドルを切り、駐車場の猫の近くに車を停めた。

 

 

猫に狂っている影山家は、こういうことがよくある。

車を走らせていても、可愛い猫の姿を見かけるとすぐ車を近くに停めて猫に擦り寄るのだ。

 

 

今回の猫達はどうやらそのパチンコ屋さんで給餌されているようだった。

店舗の脇に猫達のごはんコーナーが設置されていた。

 

僕の前を歩いていたパチンコ屋さんに入ろうとするお客さんの足に体を摺り寄せている様子を見ると、人間にもなついているようだ。

 

 

 

案の定、僕がそばまで歩み寄ると

 

駐車場の猫
「こんにちは、お前もお金を溶かしにきたのかい?」

 

と言わんばかりの可愛い声で呼びかけてきた。

 

 

茶トラとキジトラだった。

穏やかで、恐らく店員さん達からも可愛がられているだろう。

 

 

 

一瞬、少しだけ懸念した。

僕も経験者なので知っている。

パチンコは勝つ日もあれば、負ける日もある。

ていうか、むしろ負けている日が大多数だ。

 

パチンコで負けた人間がイライラしながら自分の車に戻る時、トコトコとこの猫達が目の前にきたら蹴り飛ばされてしまったりするのじゃないか?

出入りする車も多いので、轢かれてしまう危険性もある。

 

ここにいるのは危険なのでは、と。

 

 

さらに考えた。

 

猫達はもう結構な年寄りにも見えた。

間違いなく子猫の部類ではない体躯だ。

長いことこの地で営みを続けているだろう。

 

 

逆に、イライラしながら出てきた客を、その愛くるしさで浄化しているのかもしれない。

 

負けたお客さん
「今日も5万円負けたけど、お前たちのカリカリを買ったと思って寄付するよ」

なんて金言が日々生まれているのかもしれない。

 

 

熟考されたパチンコ屋の新戦略??

 

 

 

 

久しぶりにパチンコやってみた

 

思えばパチンコなんて何年やってないだろう。

昔は狂ったようにやっていた、むしろそれだけで半年くらい食いつないでいた時代もある。

 

 

ええい、これも神の思し召しかもしれん。

いや、猫だ。猫の思し召しだ。

よし、ここはひとつやってやろうじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

結果で言うと、10分弱で3000円負けた。

なんという恐ろしい遊びなんだ。

読んで字の如く、溶けてしまった。

 

 

ていうか、ここはなんなんだ?

こんな騒音の中にいられない。耳に悪い。

タバコのにおいもすごい、正直気持ち悪い。

生気の無い顔で淡々と行われるルーティン。

薄暗い店内にけたたましい光の明滅。

 

 

無理。

 

3000円あれば欲しいファミコンのカセットが箱説付で買えた。

一人焼肉も可能だ。

wavesのプラグインが買える。

 

溶かした側で考えてもあれだが、時給換算すると時給18000円だ。

その額を稼ぐのに今どのくらい苦労してるだろうか。

 

 

猫の思し召し、とか言ってるけど、本当は久しぶりにやったらどんなもんか、何を感じるのか、知りたかった。

 

 

 

 

結論。

パチンコはダメだ。

 

 

時間もお金も失うだけだ。

たまにお金を増やせるかもしれない。

しかも増やせたとしても高々10万とかそんな程度だ。

それ以外何も残らないのだ。

 

 

 

なんだかケミカルな心境のまま店を出ると、駐車場の猫達があくびをしながらこちらを見ていた。

 

ねえねえ、君達のご飯代、お店に預けてき・・・(ry
駐車場の猫
バカなの?

 

 

完。

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